ある日見つけたのは姉が記したメッセージ。 それは一冊の白いノートにおさめられていた。亜依が知ってしまった事実、真実。悲しいけど泣けないおはなし。カテゴリは無視で
「いってきます」
笑顔でそう言い、家を出た姉はもういない
今、私の手元にあるのは、一冊の白いノート
それは姉が記した
メッセージ
刻は十年前に遡る─────・・・