みんな覚えてるか?
1995年、まだ日本が不景気なんて言葉知らんかった時代のことを。
女どもはTバックでケツ振り回しながらお立ち台の上で扇子をあおぎ、男どもは「あ~、あんな女とやりたいなァ」なんて愚痴にちかいセリフをつまみにしながらビールをあおっていた。
そんな時代。
オレらは、日本はこんな調子でお気楽ハッピーがづ~っと続くもんやとまったくの疑いもなく思っとった。
なァ~んにもわかってなかった学生。
バブルはただ単に、将来の食いぶち分を先に喰いつくしてしまっただけ。
なんで、こう・・・、いつも後になって気がつくんやろね。
今は物があふれてるにもかかわらず、誰しも心のどこがで満たされない気持ちを抱えてる。
子供の頃、21世紀は車が空を飛び、自然と都市がいっしょになったもっと素敵な未来都市になるもんだと夢をふくらませていたもんだ。