夢と現実のあいだ

作者NANA

夜中のコンビニで偶然出会った実花と悠介。現実と夢のあいだで板挟みになり、人生の小休止を打っていた二人が、何気なく交わす言葉で自分を見つめ直す。




今、

私がしているのは、

現実逃避じゃない。


ただ、

少し休んでいるだけ。


少し休んで、

また明日から歩きだすから。



だから、今は少しだけ。

少しだけ、休ませて。