小さな闇の小さな使い

作者音葉

 退屈ながらも充実した夏休みを過ごす青年、雪乃原 淳人。

 ある日、淳人が暮らす木の葉町を何かの大軍が襲った。町の人々に襲いかかる謎の生命体達。その大軍を指揮する少女と偶然会い見えた淳人は、なぜか大軍に襲われずに済む。

 そして、数日後。その時の少女と再会した。


 この世界に落し物をした悪魔の少女と、その少女を家に匿うことになってしまった淳人の、常識離れした毎日のお話――――。