ねぇ、愛してるよ。殺したいほど、君を愛してる。
真っ赤な雨が頬を伝うとき
その温もりに微笑んだ。
僕はおかしい?
僕は侮辱されて当然?
僕は蔑まれて仕方ない?
雨の日は大嫌いだ。
1人きりみたいに感じてしまうから。
雨のぶつかる音が聞こえるのに、耳に響くほどの静寂。
暗い闇よりも
1人の部屋にいる雨の日は重く、切ない。
泣いてる僕を君は愛してくれる?
前のように「可愛い」と言ってくれる?
いっそ殺してしまおうか。
そしたら……
そしたら、みんな、僕だけのもの。