作品コメント

情景が目に浮かぶ
恥ずかしがって隠れてしまうちょろ君。いつか必ず心をひらいてくれると確信して笑顔を振りまくうぉーちゃん。北風と太陽のお話しのように、やがて、うぉーちゃんの笑顔の温かさがちょろ君の重いコートを脱がせる日がくる。短いお話しですが、そんな情景が浮かんできました。うん！いい話しです。

優しい気持ちになれる
憙津さんの童話はどれもみな、読むと優しい気持ちになれます。　
ご挨拶ができなかったのを乗り越えたうぉーちゃんが優しい思いやりでちょろ君の心をひらいてゆくというこのお話し。是非、多くのお子さんに読んでもらいたいです。

心の中に微笑みが少しずつ積もってゆく
挨拶をしても隠れてしまうちょろ君。でも、うぉーちゃんはいつも笑顔で声をかけ続けました。

『うぉーちゃんは知っていたのです。そうすることで子猫の心の中にうぉーちゃんの微笑みが少しずつ積もってゆくということを・・・・』



『心の中に微笑みが少しずつ積もってゆく』

とても素敵な言葉だと思いました。

気づくということ
とってもいいテーマだと思います。挨拶すると気持ちいいということを身をもってちょろ君に気づかせたうぉーちゃん。本当に理解するとはどういうことか、この童話から教えられました。挿し絵からも作者の一生懸命さが伝わってきました。これからもいいお話を書いていただきたいです。　頑張ってくださいね。

頑張れ！
ちょろ君の為に一生懸命なうぉーちゃんの姿に思わず頑張れって言いたくなりました。プラスの言葉やコーチングがテーマみたいですけど、私はうぉーちゃん頑張れって思いました。

心を動かす
ご挨拶ができなかった、うぉーちゃん。のり超えて得たものを、同じくご挨拶ができないちょろ君に気づかせてあげたいと思った。
心を動かすとは！わたしはこの作品を読んで、そんなことを学んだような気がしました。
憙津さんの童話はかわいくて、温かくて、ためになる。そんな童話ですね。

かわい！
かわいすぎです！
確かにご挨拶は大切で大変な事です。うぉーちゃんの日々の積み重ねがあったからこそ、ちょろ君も一歩前に進めたのだと思います。
ふたりとも、これからも仲良くしてくださいｖ