福沢 御崎
戦争は、一生忘れてはならない日本の傷痕。
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傷痕、という言葉はあまり好き
ではありませんが、私は戦争は
傷だと思っています。
沢山の人が苦しみ、嘆き、辛い
思いをしたでしょう。
何て、そんなことは現代っ子の
私が口に易々と出せる物ではな
いと思っています。
可哀想、とか、辛かったよね、
何て言えるのは、今が平和だか
らなのではないかなと思います
さて、話が反れてしまいました。
この作品は、戦争に息子を送り
出した母親の心情を書いている
短編です。
16頁という少ない頁の中で、ま
るでその倍を読んでいるのでは
無いだろうかと思う程の深い文
4頁をめくった頃には涙が止ま
りませんでした。
御国の為、御国の為。
そう言ってどれだけの人が犠牲
になったのだろう。
戦争は忘れてはいけない。
もう二度と、こんな哀しいこと
が起こってはならない。
沢山の方々に読んで欲しい。
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