作品コメント
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- まぐろ
キャラ作りと意外なオチ
ヒロインの弥生のキャラがめっちゃ好きでした。いや、あのはちゃめちゃぷり。綺麗で上手な作品だと思いながらも、上手すぎて物足りなさを感じてましたが………
きたぁ~~
最後のオチ。いや、意外でした。そうきましたか笑。
あとがきの前半てきとーで後半シリアス………って自分の事言ってる??もしかして。そんなとこでも親近感を覚えてしまいました。 - 芙佳
起承転結
26頁という短い頁数の中で、『起承転結』のメリハリがきいた作品だと思いました。
ヒロインの『精霊でありながら世俗的』なキャラに好感が持てました。
日本古来の雰囲気を漂よわせた言葉選びも素敵です。ただ、小説中に※書きで語句の説明があるのが、親切で分かりやすい反面、話が中断される感じを、読んでいて受けました。
読者の想像を導くか、頁末にまとめて解説を載せると良いかもしれません。
ラストに近づくにつれての期待感の膨らませ方は見事です。オチに繋がる伏線を序盤にもっと張って置くと、「ああ、そういう事だったのか!」と分かった時の読者の感動がより一層深まる気がします。
もっと描き込まれた形で、じっくり読みたい話だなと思います。 - 藤宮藍羅
人間味溢れる精霊
主人公である精霊・弥生がとても人間味溢れるキャラで生き生きとしていました。
精霊というと、どこか神秘的であったり清らかで近寄りがたいイメージですが、弥生はそれを覆すような行動や発言があってなかなか新鮮でした。
ストーリー構成は、コメディとシリアスがうまい具合に交ざり合いよい味を出しています。テンポ的にもポンポンと読み進めることができました。
後半、徐々に真実が明らかになり、「えっ、そうだったの!?」と驚くと同時に、少しページを遡って確認すると「ああ、納得」と頷けます。
文中に出てくる難しい言葉も「※」を使って丁寧に解説されていて分かりやすかったです。勉強になりました。
ただ、その「※」がせっかくの話の流れを中断させているような……。
弥生の過去や、今回名前だけ登場した他の精霊達のことも気になります。
皆様、ひと味違う精霊のお話はいかがでしょうか。 - 蓮水詩織
精霊
弥生さん、とても魅力的な女性だなと思いました。
精霊のお仕事という事で、ファンタジーな世界観から始まります。
だから純粋な想いを叶えるのかな、と思っていると最後にびっくりでした。
でも弥生さんの導きで救われて本当に良かったです。
物にも魂があるのかな。
大切にしなくてはならないな、と思いました。
あと、言葉の解説が勉強になりました! - 梨藍
期待を裏切らない、しかし予測出来ない大どんでん返し
日本古来に縁ある言葉は、さりげなく(スマートに)説明がなされています。
だからこそ、スッと世界に入り込めると思うわけです。
しかしこのお話は歴史ものではありません。
歴史的な背景を踏まえた、れっきとした現代ファンタジーなわけで……とても読み易いです。
「何かあるよね絶対」
読み進めるうち、そんな期待にも似た予感を抱く事でしょう。
その期待に、大きく応えてくれる展開をアナタを待っています。
どうぞ御一読下さい。
そして一読して終わりではなく、二度読む事をお勧めします。
「ここかっ」
そう思い、思わず頷く場面が見付かるはず………