永遠の歌

作者木苺

過去に何かを抱え、人に心を開かない少女は、ある出会いをきっかけに変わっていく。彼女は過去に何があったのか?


泣いて、泣いて、泣きすぎて、涙は枯れた。




涙が出ないことを知っても、それでも彼女は歌う。



その目から見える世界を。



伝えられない気持ちを。



メロディーに乗せて。



彼に届けるため。



彼女は歌う・・・。