小娘と神様のコーカン日記

作者

 

 『あたしの本音。

  それはあたししか知らない。』



 『どれだけ、どんなに分かち合える人がいても。』



 『あたししか知らないことはいっぱいあるんだよ。

  あたしでもしらない。誰も知らなかったことも。

  いっぱい、いっぱい、あるんだ。』



 『だからね。あたしを知るために。

  誰かに知ってもらうために。』



 『今日から日記をつけようと思います。』




 『神様とあたしのコーカン日記。』


 



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