我輩は犬である

作者きいち

犬目線から見た人間。
それは残酷で、最低で。
だけど、温かい。



我輩は犬である。


人間は自分勝手だ。


我輩達を奴隷の様に扱って


殴って、蹴って、また殴って。


なのに暁。


お前は何故我輩を殴らんのだ。


蹴らんのだ。



どうしてこうも


我輩の側にいてくれるのだ。