幽々噺 ―継接の空―

作者本郷ゆき

私が人を殺す、悪夢を見た。これは現実? それとも夢? 霊感のある保育士仲間・怪しげな初老探偵・足の不自由な少女。様々な人間が織り成す奇跡のお話です。


あなたは、


傷付けることでしか愛を伝えられない、

不器用で最低な男でした。





『ちゃんとしてやれなくて』


『――…ごめん』



天涯孤独だった彼は

“人の愛し方”を知りませんでした。



『もう泣かせないから』



交わす言葉をもっと前にくれていたら、


きっと――……

道を間違うこともなかったでしょう。



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(キーワード:殺人/復讐/報復/過去

妖怪/幽霊/憎しみ/恨み

記憶喪失/ファンタジー/オカルト

保育士/泣ける(?)/感動(?)

愛/涙/恋人/生まれ変わり)


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執筆開始 2012.11.23.Fri


©Yuki Hongou