けんちゃんへ
元気にしてますか。
風邪はひいていませんか。
受験勉強頑張っていますか。
私は自分の夢を追い掛けつつ、こうやって、小説を書こうとしています。
この小説が、あなたに届くことはないと知っています。
それでも書こうとするのは、
このどうしようもない気持ちを、
小説を書く以外、
どこにもぶつけることが出来ないからです。
あなたとの思い出の引き出しを一つずつ開けていくの。
最初から、そして 未だわからぬ最後まで。
そして
桜咲く前に
もう一度あなたに伝えたい
溢れる想いも。