ふじおマジック
ふじお屋さんの作品は全て拝読しておりますが、毎回思う事があります。

一字一句見逃せない

シャナバラは未完結作品ですので、結末予想が楽しくて仕方がない。その為には一字一句洩らさぬ様に目を光らせながらいつも読んでいます。

文章の中に数多くユーモアが含まれているので何度読み返しても飽きがこないですし、それによって更にキャラの個性が際立っている気がします。

少女×少年、ときどき王子の三角関係の行く末は勿論、如何にして主人公である平凡な少女がラキーアという世界に平和をもたらすのか、それも気になるところです。

これがまた上手い具合に引き込んでくれるので節が終わる時、章が終わる時、霧が掛かった様なヒントに翻弄されて更に悶えてしまいます。

とにかく読めば読むほど深みにハメられていく作品です。