作品コメント

涙涙の作品！
読んでいて、胸が張り裂けるほどに、切なくて苦しい気持ちになりました。

健康でいることの幸せ、家族、彼氏、友達、たくさんの人々の大切さや、夢や希望について考えさせられる作品です。

ノンフィクションだからこその、リアルな作品の臨場感や、気迫迫る場面が数々あり、作品に対する想いが強くなります。画像がついていることで、医療行為に対する説明もわかりやすく、スラスラと読めます。

何度も涙が出ました。
留華さんの真摯な生き方、そして、明るく前向きな生き方を小説を通じて多くの方に読んで欲しいです。

頸椎損傷と不屈の精神
作者様は大型スクーターを操るカッコいい女の子。


彼女を慕う元彼も彼氏候補も、可愛い後輩も、友達もたくさんいる。


居酒屋のアルバイトも楽しい。


しかし後輩をバイクで送り、彼氏候補に会いに行く途中で交通事故に遭うのだ！


ありふれた交通事故。


作者様は頸椎を骨折し、手も足も動かせない状況になる。


頭蓋骨に穴を四ヶ所も開けられ、頭をボルトで固定される。(ハローベストと言うそうです)


痰がつまり、呼吸停止になりＩＣＵへ運ばれる。


普通の女の子に突如降りかかった壮絶な日々が続く。


呼吸をするのも困難になり、喉を切開され挿管される。


苦痛と苦境は、言い表す言葉が思いつけない程だ。


だが、作者様に献身的に尽くすお母様。

作者様自身のユーモアと不屈の精神に

不思議なことに読む側の方が励まされるのだ。


現在の作者様の状況はわからないが、心からエールを送りたい。