すかきん

確かに難解
蠅が何を指し、蛾が何を指しているのか理解するのは、正直難しい。

何度か読まないと『あぁ~こう言う事かな?』と言う解釈まで辿りつく事も叶わないと思われる。
…ただ、それ以前に真意を必死に読み取ろうとする行為自体が正しいのだろうか?と言った疑問すら感じてくる。

難解な作品…だけど驚く程に伝わる情景の描写。
作者は実はこの世界感に固執して書いたのでは?…とすら思ってしまう。

捉え方は読み手それぞれに違ってくると思われる。

僕個人として、もしテーマが本当に存在するとして、作品のテーマは?と聞かれたら『現在の自分(蠅)からの解脱』…かなぁ