眠るのは嫌いよ
だって一人は寂しいもの。
彼女は紅く鋭い瞳で
人々を魅了すると
身体を赤い液体に包む。
圧倒的存在感で
相手をしらしめたかと思えば
形の良い口各を上げた。
ねえ。命ってはかないね
その行動に意思はなくて
ただ任務を果してくその姿は
美しかった―……