俺は子供だった。
年齢も子供だし。
身長だって子供だ。
けど。
一番子供なのは“心”だ。
あの一言がなきゃ
今も一緒にいた?
俺がもう少し早く
恋愛を知っていれば。
何か変わっていた?
けど後悔したって遅いんだ。
俺の隣には
あの人じゃない、
女がいて。
あの人の隣には
俺じゃない、
男がいる。
だから、後悔したって遅いんだ。
そう言い聞かせても
後悔してる俺がいる。
他の何も犠牲にできる存在。
あなたの事だよ。
気づいているか?
あなたがどんだけ俺を
傷付けたか。
けど。
どんなに傷付いたって。
手に入れたかったんだよ。
あなたがいない時間は
“空白”にしかすぎない。
あなたが隣にいない俺は
ただの“カラッポ”の器だ。