ルアー・フィッシング

作者誤差丸

どこまでも続く空っぽな毎日の中で、私はケータイ小説家になった。



空虚な毎日だけが延々と続いてゆく。


空虚な私の空虚な日々。


けれど、終わることのない空っぽな毎日が

まだかまだかとそこで待っている。

順番待ちで。


だから、私はケータイ小説家をやることにした。


――どこかでありそうなジツワケイのお話――


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※2008/11/01 開始

※2008/11/29 ~22頁を加筆・修正