淵瀬を渡る/誤差丸
garden web spider第2回競作大会哀しみや後悔が痛いほど滲み出ている物語です。読み進めていくほどその哀愁ただようセピアの世界に捉らえられ、沈んだ気分にひたってしまいました。やや文章が硬質で、とげとげしているため読みにくいですが、それが物語の雰囲気にはよく合っていました。