もうしらない!

作者風見時

自分の生まれを卑下することなくそれにも立ち向かい、自分の大切な人たちを守ろうとするけど、ヤッパリわかってもらえない主人公華月の成長を描いてます

時は幕府が倒れ、武士の時代が終わり、天皇に主権が戻された頃。年号が明治という年号に移り換わり全てのものが変わったと、人々は思っていた。しかし昔と変わらないことも中にはあった。夜な夜な妖怪が人々を襲いその血肉を啜ることであった。そんな妖怪の起す事件を減らそうとする多くの陰陽師などもいたが、半数以上のものは力が無く名ばかりのものだったので多くのものが命を落としていった。

 それを見かねた、力のある一族が妖怪退治に乗り出した。その一族は、ある程度の力を一族の人間全てが持ち合わせている、妖怪退治のスペシャリストであった。姓を神矢という。その一族の一人が、妖怪退治をしていた華月であった。彼女は一族の異端児として、内外にその名を知らしめていた。ちまたでは彼女のことを冥界への案内人と呼んでいた。


主人公華月の成長と周りの成長を見てあげてください