四季 参 (2つの夏)~鈴木彩果の場合。

作者燿火

私たちの関係が、変わった夏。少なくとも私にとっての賢一郎の存在が形を変え始めていた。(始まりの春の続編)

穏やかで何も知らなかった日々は過ぎて、

少しずつ私と賢一郎の関係は変わりはじめていた。


夏が……すぐそこまできていた。