わが恋は三浦の浦のうつせ貝

作者ひよな

16歳にして軍の指揮を執った姫の

激しくも切ない、物語である。

「安成は、私を置いて逝ってしまうのか…。」





「さぁ、来い!!」 










それは




戦場に咲き誇る




一輪の花だった。






その花は、凛としていた。












戦国時代、一人で軍を率いて勝利を掴んだ





一人の少女の




激しくも切ない物語である。