冬休み初日の夜。
マッチ売りの少女のように、道行く男の袖をひいて体を売る、中学三年生のユウ。
おとり警官のコウジは、そんなユウを逮捕しようと、ユウとホテルに行くことにする。
が、実は、ユウは、女として生きていけることを両親に認めさせるために、売春しようとした少年だった。
いろいろとあって、コウジは、女のユウの理解者になった。
そして、ユウは、迎えにきた家族とともに、家に帰る。