Four God Of Princess

作者琥桃

時代は2088年。あまり今と変わらない風景。

ジパング国首都トウキョウの下町・愛爽町(あいそうちょう)に住む主人公・秋月美優(あきづき=みゆ)は幼い頃から幽霊が見えてしまう霊感体質だった。

ある日の夜、美優は自分の部屋で1人の幽霊の少女と出会う。

その少女は10年前から起きている『鬼』による異常現象は自分が病死したせいだと言い、同じ『鬼を排除する力』を持つ美優に“四神の祭姫”になるように願望する。

元々、困っている人を放っておけない美優はそれをあっさりと了承する。その“四神の祭姫”の重大さを分からずに―


幽霊の少女は安心したのか、勾玉に姿を変え、美優を守る為、天界から降り立つ四神“玄武”“青龍”“朱雀”“白虎”とその契約者を探してほしいと言う。契約者達は既に愛爽町に来ているという。

美優は学校に通いながら、契約者と出会い、『鬼』と呼ばれる異形に取り憑かれた人々と戦う事に―