春に高校に入学した“ユウナ”

ユウナには小学校からの親友“カスミ”がいた。しかしカスミは中学校の頃の酷いいじめにより中学ニ年から不登校になった。そのままカスミは脳にひどく影響をあたえ記憶障害になってしまった。

記憶障害と戦うカスミとそれを支えるユウナの熱い友情物語。

何故あの夜空はあんなに輝いているの?本当は真っ暗なはずなのに…


何故あの星や月は暗い夜空を明るくさせているの?


じゃぁ暗くなった私の心も輝かせてくれるの?

私の心を輝かせてくれる誰かがいるの?


信じたい…

信じ続けたい…


from

カスミ





何故私はあの時何もしてあげれなかったのだろう…


あの子は私に何度も助けを求めていた。


本当に私は親友の資格なんかあるのかな?


あの子が苦しんでいたのに…悲しんでいたのに…私は何も手を差し出せな無かった。


こんな自分最低だ。


from

ユウナ