蒼空の下で

作者泉流

 


 エースナンバーを背負って、



 私はマウンドへ向かう





 

 私の投げる白球は




 なんの迷いもなく キャッチャーである



 アイツのミットにおさまる




 

 打たれないように


 打たせないように




 バットから逃げて ミットにおさまる






 それが凄く気持ちよくて



 また 投げたくなる





 …蒼空の下で