姫君の小さな恋

作者せり



──時は幕末、動乱の世。




江戸のある城から


"外に出て町娘のように走り回ってみたい"


という好奇心から侍女を連れて抜け出してしまった姫君・千姫。




そんな時、新撰組と出会う。




そこで一人の男を愛し、泣いて、笑って…




仲間との絆が生まれた。