時は600年代の飛鳥の時代。
彼女は豪族
そんなある日、炊屋姫が誓願を発することになり、ここ
その際に稚沙は、
だが自身が、蘇我馬子と椋毘登の会話を盗み聞きしてしまったことにより、椋毘登にいきなり刀を突きつけられる。
その後
そんな中、小墾田宮では炊屋姫の倉庫が荒らされる事件が起きてしまう。
そしてその事件後、稚沙は椋毘登の意外な姿を知る事になって……
大和王権と蘇我氏の権力が入り混じるなか、仏教伝来を機に、この国は飛鳥という新しい時代を迎えた。
稚沙はそんな時代を、懸命に駆け巡っていくこととなる。
それは古と夢幻の世界。
7世紀の飛鳥の都を舞台にした、日本和風ファンタジー!
※推古朝時に存在したか不透明な物や事柄もありますが、話しをスムーズに進める為に使用しております。(木簡の使用、女官の仕事内容(律令制以前の時代の為))
※蘇我椋毘登について
彼は蘇我氏に名前が残っている人物です。
彼の父親は小祚(臣)、さらに息子は耳高(岸田臣)と言います。
※2022年10月10日
53Pの「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無しや」以降の文章を少し訂正しました。
※2022年10月12日
14Pの稚沙の仕事説明の部分を訂正。