ナイフを持った一人の少年。彼は人であふれる街の中で、顔も見知らぬ誰かにソレをつきたてる。一体彼に何があったのか。これは、"通り魔"と世間に蔑まれた少年の物語。
幸せを一途に求めた
一人の少年の物語。
警察官が手錠を取り出し、
僕の手首に嵌めたところで、
僕は嬉しくて涙が出た。
(本文抜粋)