作品コメント
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- 雲ーkumoー
想いが溢れてきます
読み進むにつれて、お互いの感情が溢れていくのが、少し切ないお話ですが、自分の心には嘘はつけない
それなのに身を引こうとする、詩織ちゃんに強さを感じました
情景描写も素敵な言葉で表現されていて、その場の情景が浮かんでストーリーと重なり、スムーズに流れて入り込める作風が素晴らしいです - 大島なるみ
さよなら、が繋いだもの
タイトル・流れ的には、悲恋を連想させますが、
二人が出会ったキッカケが、『さよなら』を越え、また二人を繋いでくれたのだ、と思います。
お互いに惹かれ合いながらも、それでも一緒には居られなかった二人。
でも、一緒には居られなくても、お互いに唯一無二の存在として
常にあったのではないかと思いました。
成就するだけが、恋の全てではないし、
初めから叶わない恋もあるけれど、
想う気持ちに無駄な事なんてない。
その想いが、この作品のラストのように、
新たな関係へと繋いでいくのだと感じました。
また、BGMにはPAMELAHの『許されない恋』が、
しっくり来るな、と思えた作品です。
恋の切なさ、歯痒さが良く伝わってくるので、
恋に臆病になっている方に、お薦めしたいです! - ハル
悲しくなる、その前に
全体的に切なくて、主人公の詩織と同じ気持ちで読むと悲しくもなりました。
ですが、作者のミカさんも言うとおり…【想う】をことは許されているんだと思います。
たどり着いた結末は切なくとも、悲しむ前に想えた幸せを大事にすることはできるのかもしれません。
切ないけれど清々しい。少し、考えさせられる素敵な話です。
同じタイトルで書いた者の立場としても「そうきたか!」という楽しみ方もありました(笑)