私が好きになった人は、
未来から来た人でした。
彼がここに留まれる時間はあと僅か
最後に私は彼に積もり積もった
この想いを伝えたかった。
でも彼を好きになった自分が、
悲しい顔をしながら笑っている姿が
不意に心のどこかに浮かんだ。
溢れそうなこの気持ちを
私たちは「恋」と呼んだ。