あの奇跡をもう一度。

作者アリス

私が好きになった人は、

未来から来た人でした。

彼がここに留まれる時間はあと僅か


最後に私は彼に積もり積もった

この想いを伝えたかった。





でも彼を好きになった自分が、

悲しい顔をしながら笑っている姿が

不意に心のどこかに浮かんだ。









溢れそうなこの気持ちを

私たちは「恋」と呼んだ。