心臓(ハート)からの贈り物 : スマホが心臓の言葉を伝えた。。

作者安東ルナ

心臓はスマホを通じて、主人公に、せっかくの人生だから、精一杯楽しく生きようと伝えた。さっそく彼女を一緒に作ったが、彼女も主人公も悲しい病気を持っていた。

 あたしは、君のハート(心臓)だよ、ユージ君、君の心臓だよ。

 そう、左胸の中央にあって、ひとときも休まずにドックンドックンと働いているのは、あたしだよ。君とあたしははもう17歳になったんだ。あたしは、君を幸せにするために、ここにいるんだよ。

 

あたしは、実は生まれたときから言葉を持っていた。けれでも、それをこれまではユージ君に伝えることが出来なかった。

 スマホのソフト”おと聴き君”を体のどこかに当てて、画面を覗くと、そこにあたしの言葉が文字となって現れているというわけ。

 ユージ君、これまで辛いこと、嫌なこと、忘れたいこととか、時には本気で死にたいと思ったこととか一杯あったよね、特に幼い頃に、で君はけんかとかできないおとなしい子だったんだ。

でも、せっかく生まれてきたんだし、あたしとも話せるようになったから、これからは、もっともっと楽しんで、旅を始めようよ、ハッピーな旅を。