ある、20代のヘタレ男が梅雨の憂鬱な天気が続くある日、ひょんなことから入ったお店。
それは今となっては衰退しつつある萌産業の金字塔、“メイド喫茶”であった。
男はどんどんこのお店にハマっていく。同時にそのメイド喫茶はただのメイド喫茶ではなく、ダーツバーとしての一面があったことにより、全くの初心者であった彼もダーツにのめり込んでいく。
ヘタレ男は気になるあの子の気を惹くため、ダーツプレイヤーとしての道を歩み出すのだった。