哀別離苦の中にいた。もう過去の話。その時の心情を詩にしたためた。まだ心の傷は癒えないまま口をあけている。
国家でさえ幻であると云う
小さな家庭が一瞬で崩壊することなど
誰も知る由もなかった。
何故という問いに対する答えは
現在もある訳ではなかった。