月夜六九

じんわりと心に染み込んでくる
夜の街の片隅で人間界からはじき出されたような人生を捨てた女と人間ではない虚無の男が静かに語り合ううちに、男に相手を思う心が芽生えてくるという状況と展開がすばらしいです。
じんわりと心に染み込んでくる作品です。
もう少し読みやすければ、更にいいと思います。