涙のみずたまり

作者ケィ

答えのない問いに

何度も頭を抱えた



心の叫びなんて

誰にも聞こえない


だから自分を傷つけて

だから何からも目を伏せた



自分らしさを求めて

誰かの真似をしてみた




カッコ悪いと気づいた日


残ったのは「涙のみずたまり」だけだった