6666~悪魔ロボ~

作者日向葵

所長に従うだけの殺人ロボのライと、
人間不信な少年奏羅が、常に死を近くに感じながらも、「本当に大切なものは何か」という答えを探していく物語です。


荒廃し、確実に壊れゆく世界。


ただ無差別に殺されてゆく人々。




どす黒く染められた世界に


己をも支配されるは


人間か


ロボット(兵器)か──…。




冷たく光る刃の先に


震える人間


嘲笑うロボ




彼らの手中に転がり込んだ


奏羅(ソラ)という名の少年




絡み合う運命の糸が


もつれ、千切れ、解け、また繋がり…




最期に残るは


絶望か






それとも───…