あの頃―…
いつも見ていたのは
目の前のモノだけで
いつも信じていたのも
目に写るモノだけだった
目に写るモノだけが
それが全てだと
そう思っていた
主人公かおりの、15歳からの物語
この世に因果が存在すること
それを身を持って実感して行った
人にした良い事も
人にした悪い事も
全てが廻り廻って、
自分の元へ返って来る。
だから…
人を傷付けたらいけない
世の中は全てが
“因果応報”
…人を傷つけてしまった事
傷ついた事
本当に大事なものは何か
別れと出会いを経て
少しずつ気付いて行く物語――。
私自身の実話をもとに書きました。
登場人物の名前は仮名を使っています。
…どうかたくさんの人に
優しくあってほしいと願います。