多分、恋だった。【完】

作者赤城ユタ

突然告げられる幼なじみとの別れ。「最後にアンナが欲しい」「……いい、よ……」あたしと、幼なじみのタイチは――、最後までバカでした。



(今、君は何をしていますか?)


いつか。いつかでいいから言えればいい。

確かにあの時恋をしていた、と。


あの時の気持ちは――。


「多分、恋だった」


と、そう言って、笑えればいい。



※突然の別れ/幼なじみ/恋慕。今回の三大柱。

※後日修正しますm(._.)m