ニセモノトリカブト【完】

作者赤城ユタ

許しを乞うことすら出来なかった。



「まるでリューにけていくみたいだった」



一緒にいれば心音はなって。

同時に2人でいを零して。


幸せだった。楽しかった。


なのに、彼は突然んでしまった。

あたしの目の前からえてしまったんだ。


けど、お葬式の日、彼は現れた。



――冷たい差しであたしを見つめる彼が。