君だけの空

作者暇人

空を眺めるのが好きな少年はいつもと同じように一人でお気に入りの場所で空を眺めるはずだった…


だが、そこには一人の少女がいた。


少女は少年をちらっと見て言う。


「私ね、あの雲になるんだよ」


ニコッと笑顔で言う少女は何故か寂しげで悲しそうな、そんな瞳をしていた…