ミュージカルキャッツの小説第四弾。「兄貴」マンカストラップが「兄貴」になるまでの活躍と、友情。「漢」と書いて、「おとこ」と読む、そんなお話です。

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こんにちは

ついに(?)4作目になりました。

今回はマンカストラップの過去話です。


キャッツでは、原詩などから容姿が決まっている猫が何匹かいますよね。


例えばジェニエニドッツは虎の縞模様と豹の点模様、ミストフェリーズは黒い小さい猫、バストファージョーンズなら黒い艶やかな毛並みに足だけ白い、とか。

原詩に無い猫でも、ヴィクトリアは白猫、ラムタムタガーは黒に豹柄(初期の四季バージョンは白猫でしたが)と、やはり決まっているようです。


そしてマンカストラップは灰色の縞猫と決まっているようですね。

原詩には名前しか出てこないこの猫は、でもキャッツではとても重要なキャラクターです。


このお話では、そんな「兄貴」なマンカストラップが、「兄貴」になる迄を書いてみました。


どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。


本文は全9章、29ページです。