平凡な生活はいや。
華やかな世界は私には向いてない。
騙されるより、騙したい。
傷つくより、傷つけたい。
影で誰かを支えながら生活を優雅にしたい。
お金はないより、ある方がいい。
自分の容姿には自信がある。
自分の頭には自信がない
自分の容姿には自信がない。
自分の頭には自信がある。
嫌になるくらい、平凡な日常。
それを変えようとした時に、私たちはあの男に出会ったんだ。
「希夜、今夜も綺麗だよ。だから、咲いてきな。蜜を欲しがる男が待ってるよ。」
「沙夜、終わったら連絡する。楽しみに待ってて。」
私たちは、夜になると詐欺師になる。
アナタは見破れるかな?
遊んでみない?
きっと、トリコになるわ……