劇団、空中庭園。

作者

ちょっとした悪ふざけと。いよいよ開かれる舞台の幕…「音量0(ミュート)の着信音」という作品の舞台パロディとなります。ただのギャグ。



「それでは配役を発表する」



それまで渡されたばかりの台本をめくっていた8人が団長であるクレイの方に目を向けた。


全員の間にはピリッとした沈黙が流れる。


僕はこの瞬間がたまらなく好きだ。



劇団、空中庭園。