ねぇ、隼人?
「人の存在価値って何?」
あなたはそう言ったね
あの時のあなたは
冷たくて…とても…とても悲しい瞳をしていました
「こんな顔をさせたくない」
「この人の笑顔を取り戻したい」
…そう思った私は
バカですか?
冷たく悲しい瞳をした少年
越水隼人
「笑えねんだよ…俺はもう笑い方を忘れた」
×
何においても平凡女子
水谷瀬南
「世界は…あんたが思ってるほど汚くなんかないよ」
そんな二人の切なく、どこか温かい物語
…のぞいてみませんか?