主人公・加瀬修吾は高校に進学し、そこで幼い頃の旧友たちに再会する。再会した仲間たちがそれぞれに起こす、ささやかで、小さな、でも光輝く奇跡のお話。
いつの間にか、変わっていく。
手は届いているのに、心が・・・。
傷つきあい、泣きあい、笑いあって。
―――私、何がしたいの。
桜の下で、僕らは再び出会った。