『犬や猫、ネズミ、鳥、ハエなどの動物と会話できる特殊な能力を持つ主人公トーボくん(愛称)、動物との会話は得意でも、人間とのコミュニケーションが苦手で、友達もいません。
ある日、とある施設から普通の学校に入学する事になり、唯一の家族である父親と、
「明日中に、動物と接するのと同じ様に、とうちゃん以外の人間とつきあってみろ。それが出来ないようでは、もう一度施設に帰す」
と約束し、トーボーくんは勇気をだして出かけていきます。』
物語はトーボくんを中心に人間同士、人間と動物、動物と動物同士の関わり方、ルール、友情、愛情などが描かれています。
文章だけで書くとテーマが重いように思うかもしれませんが、動物達の話も多く、ほのぼのとした雰囲気の漫画です。
私は、友達を作ろうと頑張るトーボくんに自分の息子に照らし合わせ、おもわず「頑張れ」と応援し、物語に登場してくる猫には飼っている猫を照らし合わせて読んでいます。