徳川幕府時代の北条家の一族、武士北条為朝は科学的実験の好きな男で旅籠にいろいろな計器を搭載して時間旅行できないかと常に考えていた。
台風のある深夜、丑三つ時為義は丘の上で計器を取り付けていたが、その時台風の風が旅籠を持ち上げて空中に浮遊、気が付いたらそこは渋谷の西口広場であったというところから物語は始まります。