貴族の家系に生まれた「アリア」は、母を亡くした悲しみから立ち直れずにいた。そんな中、父が再婚することに……。
父の再婚相手「イザベラ」には「ナタリー」という一つ年上の連れ子がいた。
家族となったはずなのに、アリアは義母と義姉から執拗なほど虐げられる毎日。
父に訴えても信じてもらえず、仲の良かった侍女でさえも二人の嫌がらせを苦に辞めてしまう。
そして、自由に家を出ることさえも禁じられるようになった。
人生に絶望をしたアリアは、亡き母に会いたいと願い、家の二階から飛び降りる。
「これで母に会える、もう辛い思いをしなくてもいい」
しかし空中で抱きしめられる感覚があり、目を開けると、新しくこの家の執事になったという「クリス」が彼女を抱えていた。
「なぜ自分を助けたのか」彼を責めるアリア。
すると彼は「自分の命に代えても守る」と彼女の前で宣言をし……。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・時代背景・貴族名は、実在のものとは異なります。
※挿絵提供はkomammm様、表紙と第二章からの挿絵は武田ロビ様です。
無断転用禁止です。
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